髪の毛の静電気は薄毛になる可能性も!?対策と静電気を減らす方法

静電気があまりにもひどい場合は頭皮の状態が悪く、薄毛に発展する危険性も大いにあります。静電気はそれ自体も頭皮や髪にダメージを与えますので、予防と対策を同時に実施すると良いです。

髪の毛の静電気は薄毛になる可能性も!?対策と静電気を減らす方法

特に乾燥する季節には、髪の毛に静電気が発生し髪が広がってまとまりづらくなったり、顔にまとわりついたりして不快な思いをすることも多いですよね。

不快なだけならまだしも、髪の毛のキューティクルや頭皮にダメージを与えることにもなりますので、適切な対処が必要です。

静電気が髪の毛や頭皮に与える影響

静電気は非常に強い電圧がかかり、数万ボルトに及ぶ場合もあります。こんな大きな電気が発生すると、髪の毛のキューティクルがダメージを受けてはがれてしまいます。そうなると髪の毛はさらに乾燥して静電気が起きやすくなり…と悪循環に陥ってしまいます。

静電気は周りのホコリやチリなどのゴミを引き寄せてしまいますので、頭皮が汚れやすくなります。そうなると、かゆみが発生したり、雑菌が繁殖して臭いの原因になったり、菌で思わぬ頭皮トラブルを引き起こす事も考えられます。

静電気を増やさない方法

静電気は常に少なからずあるものですので、それを増やさないようにする事も大事です。

木製のヘアブラシで静電気を抑える

ヘアケアする際にブラシは欠かせませんが、最近のヘアブラシはプラスチック製など、静電気を帯びやすいヘアブラシが非常に多いです。木製のヘアブラシなら、静電気が起きないので、乾燥肌の人は特に木製のヘアブラシを使用したほうが良いでしょう。

静電気はゴミやホコリを寄せ付けます。ホコリ等のゴミが多く付着すると、頭皮が汚れますので、毛穴が詰まったりして薄毛の原因になります。

頭皮にはある程度の皮脂は必要ですが、ゴミやホコリはできるだけ無い方が良いです。なので、静電気はできるだけ発生しないようにしたいんですよね。その静電気を発生しない木製ブラシは日々のヘアケアに最適です。

木製ヘアブラシを購入する時に注意しないといけないのは、持ち手だけじゃなくて頭皮に触れるピンの部分が木製かどうかを確認してください。

この部分が木製じゃないと意味がありませんので。木製ヘアブラシはブラッシング時に頭皮に適度な刺激を与えることが出来ますので、血行改善も期待できますよ。

帽子も静電気が発生しにくいものを選ぶ

帽子は、じかに髪に触れますので静電気が発生しにくい素材のものが良いでしょう。どのような素材が良いかというと、天然繊維が静電気を帯びにくく、反対に化学繊維は静電気を帯びやすいです。

これは、化学繊維が天然繊維に比べて元々含んでいる水分量がかなり少ない事によります。水分が少ないので乾燥しやすく、帯電しやすいんですね。選ぶなら天然繊維のものを。

静電気の原因である乾燥を防ぐ

ヘアブラシや帽子での対策は、対処療法的なものですが、頭皮や髪の毛が乾燥しないようにすると、静電気が発生しない頭皮環境を作ることが出来ます。そうなると、乾燥した季節でも髪の毛が静電気を帯びにくくなりますので、静電気に悩むことも無くなります。

その為には頭皮の皮脂膜を良好な状態に保つ必要があり、シャンプーのしかたやドライヤーのかけ方を工夫すると良いでしょう。

紫外線も頭皮の乾燥の原因ですので、できるだけ浴びないように、浴びた場合のケアもしっかり実施すると良いです。

まとめ ― 静電気は乾燥させないように保湿が重要

静電気が発生する原因は乾燥によるものが大きいです。ある程度水分があれば周りの湿度が乾燥した状況であっても、静電気はそうそう発生しません。

静電気が発生しやすいという事は、頭皮が乾燥している可能性が高いですので、適度に保湿した頭皮をキープ出来るように日頃のヘアケアを徹底しましょう。そうする事で、乾燥した、静電気的に過酷な環境であっても艶や潤いのある美しい髪を維持できますよ。