女性にとって髪は命とよく言われますが、気にするのは主に見た目についてのみの場合が多いです。髪の毛が人間にとって必要な理由ももちろんあり、薄毛になる事による弊害はかなり深刻です。薄毛の改善は見た目への影響だけでは無いという事ですね。
外部からの衝撃、ケガ予防
ほとんどの方はお分かりと思いますが、脳は人間にとって非常に重要ですから、何かにぶつかったりした場合に髪がクッションの役目をして大切な脳を守ります。
脳だけではなく、頭皮も傷ついたりしないよう、守ってくれています。髪がふさふさの時はそんなに気付かないかも知れませんが、結構日常生活で頭皮が傷つく場面は多いです。その場合に髪がある事でちょっとしたケガも防ぐ事ができます。
温度変化から脳を保護
衝撃やけが予防だけではなく、温度変化からも髪は脳を守っています。髪があることで、暑さや寒さが脳へ伝わるのを軽減してくれます。
特に最近は異常気象により暑さや寒さが極端ですよね。場合によっては髪があることで生命が危険にさらされるリスクを減らせるといっても言い過ぎではないと思います。
頭皮の保護
髪の毛は頭皮を保護する役割もあります。
・皮脂を供給し保湿
頭皮には非常に有害な紫外線を防いでくれます。髪の毛そのものも紫外線からダメージを受けますので、帽子などで髪にも極力紫外線予防は必要です。
それでも、頭皮に直接紫外線を浴びるよりは、髪の毛で防いだ方が良いです。頭皮さえダメージを受けずに健康な状態を維持すれば、健康な髪の毛はどんどん生えてきますからね。
皮脂は毛根部にある皮脂腺から分泌されます。ですので毛髪と皮脂は切り離せない関係なんです。皮脂により頭皮は保護、保湿されますので、頭皮を健康に保つためには欠かせない訳です。
有害物質の排出
これはあまり知らない人も多いと思いますが、髪の毛は、体内の有害物質を、体外へ排出する働きがあります。
どういう事かというと、主に食事によって、人は様々な有害物質も体に取り入れています。そのなかには、アルミニウム、水銀、鉛、ヒ素、銅など、金属類や化学物質などがあります。
からだはこれらの有害物質を髪の毛、体毛、汗などを通じて体外へ排出しているんです。自ら健康を守る機能が備わっているんですね。しかし薄毛になったりすると、有害物質を排出量は減ってしまいます。この排出する量は、髪の毛の量などに比例します。
・髪の毛の太さ
・髪の毛が伸びる速さ
これらが有害物質の排出量に関係し髪の毛が多く、太く、早く伸びる程有害物質の排出量も増え、体の健康が保たれると言う事です。つまり髪の毛はあなたの健康そのものや寿命にまで関係しているんですね。
まとめ ― 髪の毛には様々な役割が!
薄毛を改善するのは、見た目への影響も大きいですが、あなたの脳や体の健康にも大きく影響するんですね。薄毛は一刻も早く改善し、美しい髪で健康な毎日を過ごしたいですね。